秩父水場便り vol.003
ボトリング工場の紹介
秩父の古生層を通過した美味しい自然水をボトリングしていく過程を綴っていきます。
取水口より採取した原水は約400m離れたボトリング工場の原水タンクに自然の勾配を利用して1次濾過器を通して導入されます。そして、図の様なラインを通過した天恵水をみなさまにお届けしています。
ボトリング工場で最も大切なことは、作業中の室内の浮遊菌などによる環境汚染と充填ラインパイプの内面の洗浄不備による汚染が考えられます。当社では製造室内の殺菌は、タイマーのセットにより作業時間外に自動で行いクリーン状態を探っています。
また、作業中は外部より室内に空気の移動が無いよう製造室内を陽圧(外より室内の気圧が高くなる)に保って、滅菌した空気を強制的に導入しています。
充填前のラインの殺菌はオゾン水により完全無菌を確認してから作業を行っております。その他各工程に管理規定のマニアル通りの作業を徹底しております。なお、商品の出荷はロットごとに行う社内分析の結果が判明してから出荷しておりますので、安心してお使い頂けると思います。
(機会がありましたら、水場見学と共に工場見学もできますので、是非お出かけください。)
原水タンク: 原水は工場が稼働していないときも、水場よりノンストップで流れてきています。タンクの容量をオーバーした水は、古いものから外にあふれ出ていきます。
充填器: 容器の口元ギリギリまで充填されます。容器の中の空気をできるだけ少なくすることで、水中のガスや酸素などが逃げないようにしています。
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