水の豆知識 vol.002
水の飲み方 〜 一寸した気づかい
生活の知恵として、水との上手なつきあい方をお届けしています。今回は水分の取りすぎになりがちな夏の乗り切り方です。
先日、有名人の長嶋監督、西城秀樹が脳梗塞で倒れたというニュースが流れました。長嶋監督の治療に尽力した内山恵一郎医師は、「脳梗塞予防と治療に水分補給が大きくかかわっている」ことをはなしていました。みなさまも今年の夏の酷暑で、血液がドロドロ状態になって体調を崩すことになりかねないと思います。
汗をかいて水不足になりやすい状態になってから水を飲んだのでは間に合わないことがあります。水分がからだに入ってから、細胞内に補給されるまでに約30分位かかりますので水分補給は随時少量ずつ飲んで行く方法が最適です。
特に夜眠るとき、朝起きがけには多めに水分を補給していくことをおすすめします。朝がた手足がしびれるようなことがありましたら水分不足の症状だと思ってください。
下記の飲み方は危険ですから、注意してください。
1夏は冷たい美味しいビールを飲んでいるから水は飲まない
2冷やした水の一気飲みをよくする
3冷え性だから水は飲まないようにしている
日本人には国産の生水、自然水が合っていますから、できるだけ自分に合った自然水を飲むことをおすすめします。特にむくみのある心臓病、腎臓病の方は医師に相談して自分に合った飲み方をきめてください。
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